人生の分岐点

みなさんこんにちは。いちごいちえです。

 

3月1日

ちょうど1週間前ですね。

 

公立高校入試の合格発表日でした。

塾講師って小学生から高校生までの生徒の人生に携われる職業だと思うんです。生徒たちの努力や決意、悩み、苦しみ、色んなことを隣で感じるんです。

 

私の生徒の中で高校受験、大学受験を控えていた生徒がいました。その生徒たちの努力を誰よりも近くで見守ってきた自信があります。

そして、私の生徒たちが見事全員合格できたんです。正直落ちたと思っていた生徒がいました。努力はしていたけれど、模試の結果や当日の入試の自己採点を見てもだめだと思ってた。そんな生徒たちが第一志望校に合格していたんです。

 

本当に嬉しかった。ちゃんと少しでも貢献できたのかなって思えます。

 

受験ってゴールじゃなくて、私たちの人生の通過点だと思うんです。受験には合格、不合格という結果が必ずついてきます。そして、その結果がよく見られると思うんです。

 

もちろん受かれば嬉しいし、落ちれば悔しい。

 

でも、私は受験に向けて勉強してきた過程に目を向けて欲しいと思うんです。好きなことをやる時間や、友達と遊ぶ時間、色んなことを犠牲にしてきたと思うんです。みんながみんなそうかは分からないけれど、少なくても私は、私の生徒はそうでした。だから、長期間頑張れた自分自身を受験生には褒めてあげて欲しいなとすごく思います。これから先、新しい環境で頑張っていかないといけなくなります。色んな壁にぶつかると思います。でも、その壁と向き合いながら、乗り越えながら、友達や仲間と共に後悔のない学生生活を送って欲しい。教え子には、すごくそう思うんです。

夢を追いかけている子も、夢を見つけようとしている子も色んな子がいると思います。受験は人生の中での小さな壁であり、それを乗り越えられたことを経験値として誇りに思って欲しいなと思います。

 

10代は人生が始まったばかりです。これから明るい未来を自分で作っていかなければなりません。学生は人生の中の第2章にすぎない。そんな自分の人生という物語をどんな結末にするかは自分次第。これからも、誰かに左右されるのではなく自分という軸をもって生きてっていってほしいなと思います。

 

 

私が担当したからには、最後まで責任をもって関わりたい。少しでも成績で生徒たちの人生に貢献できたらなと思って2年間頑張ってきました。4月で3年目になります。今年の夏で塾講師は辞めようって考えているんです。

 

塾講師が嫌になったからとかではなくて、私にも将来の夢があるからこそ私が努力をする時間が欲しいから。時間は作れるとよく言われるけれど、1日は24時間しかなくて。もう少し時間を使いたいなと思ったんです。

 

最後まで悔いのないように生徒と関わっていきたい。少しでも貢献したい。力になりたい。

 

そんなことをふと思った1日です。

 

 

 

 

今日の幸せに、今までの出会いに感謝です😌